TTCM(トレーダーズトラスト)は、2009年に設立された海外FX会社で
- 口座残高にかかわらず最大レバレッジ3000倍での取引が可能
- 最大1,000万円の100%・200%入金ボーナス
- 業界最高レベルのスワップポイント
といった特徴を持っています。
また、両建て取引に寛容で、他社では禁止されているような取引手法も認めており、両建て向けのFX会社といえるでしょう。
そこで、今回はTTCM(トレーダーズトラスト)の両建てというテーマで、具体的な手法、注意点などを詳しく解説していきます。
TTCM(トレーダーズトラスト)の両建てとは
両建てとは、同一通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有する手法で、以下のようなメリットがあります
一時的に損失拡大を防げる
両建てを使うと、相場の急変動時などに一時的な損失の拡大を防ぐことができます。
例えば、1ドル130円で買いポジションを保有したときに、120円まで下落すれば-10円の損失です。
しかし、1ドル125円で同時に売りポジションを保有すれば5円の利益となりますから、損失を-5円に抑えられます。
その後、ドル円が再び上昇したときに売りポジションを利確し、レートが130円を超えれば買いポジションにも利益が出ます。
つなぎ売買ができる
両建てを上手に使うと、つなぎ売買が可能です。
例えば、110円でドル円の買いポジションを保有していたとします。
相場は一方的に上がり続けることはなく、つねに上下に変動しながら上がっていきます。
したがって、長期的には上昇トレンドでも、短期的に押し目をつけるために下がることがあります。
そのような時に、買いポジションを保有したまま短期的に売りポジションを保有すれば、買いと売りの両方で利益を得ることが可能です。
上記は上手くいった例です。実際には、売りポジションを利確したあと、さらにレートが下がり続けて買いポジションに損失が生じる可能性もあります。
TTCM(トレーダーズトラスト)は両建ては可能?
TTCM(トレーダーズトラスト)では、両建ては公式に認められています。
他社では禁止されていることが多い、下記の取引手法に対する制限もありません。
- 複数口座間の両建て
- 複数業者を使った両建て
- 家族、友人、グループでの両建て
- 類似通貨ペアによる両建て
TTCM(トレーダーズトラスト)でおすすめの両建て手法
TTCM(トレーダーズトラスト)では、両建てに関する規制や制限ないため、下記のような手法が有効です。
同一口座内で両建てを行う
両建てでもっとも使われることが多い手法です。
最初に紹介した、「一時的な損失拡大を防ぐ」「つなぎ売買」といった手法を上手に使えば、リスクを抑えた取引が可能になります。
複数業者でのスワップポイントを利用する
TTCM(トレーダーズトラスト)は、スワップポイントが業界水準より高くなっています。
したがって、
- TTCM(トレーダーズトラスト)で買いのスワップポイントが高い銘柄で「買い」を保有
- 売りのスワップポイントが高い他社で「売り」を保有
といった方法を使えば、スワップポイント分の利益を出すことが可能です。
TTCM(トレーダーズトラスト)で両建てを行う際の注意点
次に、TTCM(トレーダーズトラスト)で両建てを行う際の注意点の解説します。
ボーナス・ゼロカットを利用した両建ては使えない
TTCM(トレーダーズトラスト)では、最大1,000万円の豪華な入金ボーナスキャンペーンを実施しており、条件を満たすとボーナス分(クレジット分)を出金することが可能です。
ただし、現金残高がゼロになった時点でボーナスが消滅するため、ボーナスとゼロカットを利用した両建ては使えない点にご注意ください。
必要証拠金の計算方法が他社と異なるMAX方式
TTCM(トレーダーズトラスト)では、両建てした場合の必要証拠金の計算方法が通常時と異なります。
海外FX会社で両建てした場合の計算方法
- オフセット方式:同じ取引ボリュームにて反対売買ポジションを保有する場合の証拠金はオフセットされてゼロとなります。
- MAX方式:同じ取引ボリュームにて反対売買ポジションを保有する場合の証拠金は、どちらか片方必要証拠金額の高いポジションの証拠金額が採用され、もう片方のポジションの証拠金は無しでポジションを出来る方式です。
ほとんどの海外FX会社はオフセット方式を採用していますが、TTCM(トレーダーズトラスト)ではMAX方式を採用しています。
例1:買い建て2ロット・売り建て2ロットにて同じ通貨ペアにて両建てポジションを保有する場合の必要証拠金は、どちらか一方の2ロット分のポジションを保有する証拠金にて合計4ロット分のポジションをお持ち頂けます。(反対売買分の証拠金はゼロとなります。)
例2:買い建て2ロット・売り建て5ロットにて同じ通貨ペアにて両建てポジションを保有する場合の必要証拠金は、売り建て5ロットを保有する為の必要証拠金にて、反対売買分の2ロットを保有する為の必要証拠金は掛かりません。
他の海外FX会社と両建てを行う際は注意
TTCM(トレーダーズトラスト)と別業者で両建てを行う場合は、もう一方の業者の利用規約を確認するようにしましょう。
海外FX会社 | 複数業者間での両建て |
XM | 禁止 |
GEMFOREX | 禁止 |
IS6FX | 禁止 |
TitanFX | 禁止 |
Exness | 可能 |
iForex | 可能(ゼロカット目的は禁止) |
Axiory | 可能(ゼロカット目的は禁止) |
Tradeview | 可能(ゼロカット目的は禁止) |
利用規約の違反に注意する
TTCM(トレーダーズトラスト)では両建ては認めていますが下記のような行為は禁止事項となっています。
- ゼロカットを悪用した取引
- 接続遅延・サーバーエラーなどを利用した取引
- 他業者とのレート差を悪用した取引
- 最低取引・アービトラージ取引
TTCM(トレーダーズトラスト)の両建てまとめ
最後にTTCM(トレーダーズトラスト)の両建てについてまとめます。
- TTCM(トレーダーズトラスト)は両建て公認の海外FX会社
- 複数口座・複数の業者を使った両建ても可能
- ボーナスやゼロカットを利用した両建ては使えないので注意する