TTCM(トレーダーズトラスト)は、独自システムであるダイナミック・レバレッジを採用しており、全ての口座で最大レバレッジ3,000倍の取引が可能になっています。
しかし、レバレッジが高いからといって、証拠金に見合わない大きすぎるロットで取引すると、ロスカットやゼロカットのリスクがある点に注意が必要です。
このページでは、TTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金というテーマで、計算方法から注意点を詳しく解説していきます。
TTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金計算方法
まず、TTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金の計算方法を理解しましょう。
必要証拠金の計算方法
TTCM(トレーダーズトラスト)でポジションを保有する場合、「どれぐらいの証拠金が必要なのか。」を理解しておくことが重要です。
必要証拠金は以下の計算式で算出できます。
必要証拠金=(基本通貨の価格x保有ロット数)÷レバレッジ
【例】ドル円(USD/JPY)のレートが130円で、10万通貨保有する場合に必要な証拠金を計算してみましょう。
(ドル円のレート130円 x 10万通貨)÷ レバレッジ3,000倍 = 約4,333円
【例1】ドル円が130円でレバレッジ25倍。この時、10万円通貨を保有するために必要な証拠金は
(130円×10万通貨)÷25=520,000円になります。
【例2】ユーロ円が140円でレバレッジ25倍。10万円通貨を保有するために必要な証拠金は
(140円×10万通貨)÷25=560,000円になります。
証拠金維持率の計算方法
次に、証拠金維持率の計算方法を理解しましょう。
証拠金維持率とは?
必要証拠金に対する残高の割合のことをいいます。
海外FX会社では、決められた証拠金維持率を下回ると自動的にロスカット(強制決済)が執行されます。
証拠金維持率は、以下の計算式で算出できます。
(有効証拠金÷必要証拠金)x100=証拠金維持率
【例】TTCM(トレーダーズトラスト)へ10万円を入金して、100%ボーナスの10万円を受け取り、口座残高が20万円でスタート。レバレッジは3,000倍とします。
ドル円(USD/JPY)のレートが130円で、50万通貨保有する場合に必要な証拠金は
(ドル円のレート130円 x10万通貨)÷ レバレッジ3,000倍 = 約4,333円
この時の証拠金維持率は
(有効証拠金200,000÷必要証拠金4,333円)×100=約4616%
になります。
証拠金維持率の目安
- スキャルピング(短期売買)→300%以上
- デイトレード→500%以上
- スイング・長期トレード→800~1000%以上
TTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金情報
ここでは、TTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金に関する基本情報を解説します。
証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが発生
TTCM(トレーダーズトラスト)では、証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが発生します。
マージンコールとは?
証拠金維持率が低下し、ロスカットレベルが近づいていることを知らせてくれるアラート機能のようなもの。MT4では、マージンコールが発生するとターミナルウィンドウの損益表示欄が赤く表示されます。
証拠金維持率が20%を切るとロスカットが執行される
マージンコールが発生後に損失が増え、証拠金維持率が20%を切るとロスカット(強制決済)が執行されます。
ロスカットは、損失額が多い注文から順番に執行されます。
- 6月1日に1ロット保有しマイナス10万円
- 6月5日に3ロット保有しマイナス30万円
- 6月8日に5ロット保有しマイナス50万円
上記の場合は、3→2→1の順番にロスカットされます。
ポジションを保有した日時ではない点に注意しましょう。
TTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金まとめ
最後にTTCM(トレーダーズトラスト)の証拠金についてまとめます。
- ポジションを保有する前に、必要証拠金、証拠金維持率を計算し、トレードスタイルにあった維持率をキープすることが重要
- ダイナミック・レバレッジという独自システムを利用しており、証拠金残高に関わらず最大レバレッジ3,000倍での取引が可能
- 証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが発生、20%を切るとロスカットが執行される